2017年01月18日

今でも携帯サイト作ってます。

今さらながら、ガラケーサイトを構築しているのですが、大手キャリアではガラケー向け端末の出荷を縮小する方向で検討しているようです。

NTTドコモは「ドコモ ケータイ(iモード)」対応端末の出荷を2016年11〜12月ですでに終了しましたし、成田空港などのホームページでもガラケー非対応になってしまったりして、今後はガラケー経由のアクセスは減少していくのかもしれません。

時代は「HTML5」に突入しているなか、CSSも使えない携帯サイトは既に時代遅れになってしまいました。

そのようななか、なぜ今になってガラケー対応のサイトを構築しているのかというと、単にサイトの更新頻度を一定に保ちたいためという理由によるものです。

まったく更新していないホームページは徐々に検索順位が下落していってしまうものですが、かといって新しいコンテンツを生みだすのには労力が伴います。そのようなとき、既存ページをガラケーに対応するだけで1ページ分増えるので、形式上はサイトを更新しているという体面を検索エンジンに対して保つことができます。

スマホ対応やタブレット端末対応の場合には、一般的にはレスポンシブウェブデザインで対応するかと思いますので、ページ数を増やすことはできませんが、ガラケー対応の場合にはページ数を増やすことが可能になります。

また、既存コンテンツをガラケーに対応するだけですので、新規コンテンツの作成と比べると特に難しい作業でもありません。そろそろ記事ネタにも尽きかけてきたころ、既存ページをガラケーに対応することでやり過ごしてみるのもよいかもしれません。

ただ、ガラケーに対応することでサイトマップ上のページ数は増えてはいきますが、これが更新頻度のポイントに加えられるのかどうかは不明です。クローラーは頻繁にやってきてくれるようにはなるものの、検索エンジン対策になるのかどうかといえば、ほとんど効果はない気がしております。

いずれにしても、ガラケー端末に対応することで、少しはユーザビリティーの向上につながるものですので、ホームページの更新に苦しくなってきた際には、ガラケー対応でやり過ごすのもよいでしょう。

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