2016年12月09日

キュレーションサイトが相次いで閉鎖

大手のキュレーションメディアが相次いで閉鎖する事態になっていますが、DeNAのような大企業でもコピペして稼いでいたようで、なんだかがっかりしてしまいます。

ただ、ぼくも2010年から2011あたりにかけて、ライター依頼でアフィサイトを運営していた時期があります。累計で9人ほどに依頼していたのですが、その手法でそれなりに稼げてはいたものの、やはりコピペでの納品が多くなりましたので、途中で訪問者さまへ申し訳ない気持ちが強くなり、2012年ごろからは全て自分で作成するようにしました。

文字数単価でライターに依頼する場合、納品した記事がコピペかどうかを見抜くには相当の労力がかかるものです。語調を変更するだけで違った文章になってしまうため、どのような経緯で入手したコンテンツなのか、もしくは本当にオリジナルなものなのか、依頼する側では見分けがつきません。

特徴のある単語をいくつか抜き出し、その並び順でネットで検索するなどしたらヒットするケースもあるのですが、オフラインで図書館などの書籍からコピペされていた場合は調べようがなくなってしまうのです。

なので、2011年ごろには中止したのですが、最後の方で納品されたまま、いまだ未公開となているコンテンツが数百ほどパソコンのなかに眠っております。

念のため申し上げておきますと、ぼくは人のサイトからコンテンツや画像を盗んでくる真似はしておりませんし、ライター依頼分についてもチェックしたうえで公開しておりましたので、オリジナルのコンテンツを公開していました。

なので、最近、問題になっているDeNAのような記事や画像の盗作をしていたわけではなく、単に外注していたというだけですが、突き詰めて考えると、本当に盗作していないかどうかなど調べようがありませんので中止したということになります。

ただ、DeNAはまだましな対応といいますか、ある程度は真摯な対応をしていると思います。まだまだむごいメディアが2つか3つほど残っています。

なので、これを機に、コピペコンテンツを訴訟してくれるような非営利団体の設立することを僕はDeNAに提案したいです。著作権を侵害されたコンテンツホルダーが個人でメディア運営側に訴訟をすることは困難ですので、同じように著作権を侵害された仲間を集めて団体で戦う必要性があると考えてます。

そのようなまとめ役の非営利団体が必要なのではないかなと思います。

そこまですれば、多少はイメージも回復するとは思いますが、どうなんでしょうか。

いずれにしましても、大手キュレーションサイトがどんどん閉鎖してくれれば、個人のアフィサイトが繰り上げして検索でヒットしだすはずなので、これを機にどんどん閉鎖していってもらいたいものです。