2016年11月28日

放置サイトのアクセス数はログ解析で把握する

管理サイトについては、全サイト、全ドメインへアクセス解析を設置しておくべきですが、メインサイト以外にはアクセス解析を設置してしない人も多いようです。Google Analyticsなどの高機能なアクセス解析を設置するにはアクセス数が少なすぎるため、解析しても意味がないと考えてしまい、ほったらかし状態になってしまうものと思われます。

けれども、このようなアクセス数が発生しているんだか、いないんだか分からない状態は好ましくありません。ひょっとすると、意外なキーワードで上位表示されていたりするケースも多いので、すべての管理サイトにアクセス解析を設置して、「アフィサイトの見える化」を実現していく必要があります。

ただ、このようなアクセス数の少ないサイトについては、Google Analyticsや忍者アクセス解析、あるいはFC2アクセス解析などの高機能なJavaScriptタイプのタグ解析を利用するまでもありません。これらはたいていは無料で利用できますが、広告が表示されてしまうこともありますし、また有料で使うにしても管理コストが高くなります。

有料の場合は最低でも年間数千円はかかってしまいますので、100ドメイン持っていたとして、そのすべてにアクセス解析を設置するともなると、年間数十万円程度のコスト増につながってしまいます。

なので、この代替方法として、サーバーサイドでのアクセスログを利用して大まかなアクセス数を把握することをおすすめします。サーバーのアクセスログで解析する場合、ブラウザのキャッシュで表示される場合はカウントされませんので、ページビューの正確性に欠くという欠点はありますが、それでもある程度の訪問者数の規模感は把握することができます。

概ね、月間100〜200ページビュー程度のサイトの場合、サーバーサイドでアクセスログを残しておくだけでも必要十分です。あとはwebalizerなどの解析ツールをサーバーにインストールしておき、月に1回程度の頻度でアクセス数の集計をしておけば問題ないでしょう。

最終的に、全サイトでのページビューや訪問者数を集計する必要がありますが、この際にチェックしておきたい点としましては、検索エンジン経由の流入キーワードがあるかないかという点です。

多少とも検索エンジン経由のアクセスがある場合、そのサイトは何等かのサイト収益につながる可能性があると考えてよいです。サイトのアクセス数の把握から、検索キーワードを把握し、そしてその検索キーワードに対して掲載できるアフィリエイト広告はないかと探していくのが効率のよいやり方といえるでしょう。

アフィサイトを見える化することにより、新たな問題点や課題点が見つけやすくなりますので、サイト収益の改善へとつなげやすくなる成果が見込まれます。

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