2017年11月19日

アフィリエイト報酬で月額83万円以上の人は注意が必要

アフィリエイトで生計を立てている方の場合、消費税の課税事業者かどうかで大きな違いが出てきてしまいます。

国税庁のホームページでは、「課税売上高が1,000万円以下の事業者は、納税の義務が免除されます」とありますので、課税売上1000万円ならセーフですが、1000万1円以上ならアウトということになり、たった1円の違いでも消費税を納める必要が出てきてしまいます。

もし消費税の課税事業者でない場合、消費税の預り金を納める必要がないため、実質的には8%分の預り金が丸儲けになります。一方で消費税の課税事業者となった場合、まるまる8%ではないものの、預かった消費税分を納める必要があります。

たった1円の違いにより、数十万円程度は違ってくる可能性がありますので、十分に注意しておく必要があるでしょう。

この1千万円を12ヶ月で割った場合、1か月当たり「83万円」程度になるわけですが、月に83万円を稼いでいるアフィリエイターは割と多いのではないでしょうか?

何気にこの消費税分はでかいと考えておりまして、「消費増税はホント勘弁してほしいですね…。」などと言っているわりに、実は10%に増えればその分が丸儲けの人が多いものと思われます。

なので、もし個人事業者の場合で12月末までに1000万円をギリギリ超えそうな場合、何らかの対策をしておいた方がよいかもしれません。

具体的には、それまでの発生している成果のなかで、12月中に確定する確率が高いものを計算して集計をし、累計で1000万円をこえるかどうかの確認をしておくべきかと思います。もしギリギリで超えてしまいそうな場合、アドセンスなどの広告を一時的にはずすなどして調整すればよいでしょう。