2019年03月07日

検索経由のアクセスはCVRが高く広告効果が高い

新聞広告やテレビCMと比べ、ネット広告のCVR(コンバージョンレート)は高くなる傾向にあります。

このコンバージョンレートというのは、いわゆる成約率のことになりますが、クリックされた時に何%が成約に至ったかを表す指標です。自サイトではCVRが20%を超えた広告もありますが、他の広告媒体と比べるとネット広告のCVRは高くなる傾向にあります。

ただし、ネット広告なら何でも効果が高いのかというとそうではなく、検索キーワードを経由したアクセスであるという点が重要なポイントになります。「ほにゃらら 購入」のようなキーワードの場合、買う気まんまんの人が自発的にサイトに訪問してくれるため、そこに広告主のリンクを貼っておけば、勝手にポンポンと買っていってくれます。

一方、新聞の折り込み広告などの場合、こちらからアプローチしても大抵の人はチラシを見てはくれません。例えば、住宅見学会などチラシの場合、1万枚配っても実際に来場されるのはほんの数組のため、CVRはせいぜい0.01%〜0.5%あたりが一般的です。

これは業種によっても違いがあり、スーパーのチラシは割と高めにはなりますが、それでもせいぜい1%が限度かと思います。

加えて、テレビCMについても視聴率1%で50万人〜100万人程度といわれていますが、実際にそのうち何人がCMを見ているのかについては確認のしようがありません。CMの間はトイレにいっているかもしれませんし、このあたりのデータは取りようがないのです。

その点、検索経由の場合は向こうから自発的にやってきて購入してくれますので、広告効果はかなり高くなる傾向にあり、CVR10%以上でもそう珍しくはない数字です。

そのため、CVRを上げるためには、まずは見込み客の関心の高いキーワードにて、検索結果で自サイトを上位表示させることが重要なポイントになります。あまり成果が発生していない場合、まずは検索キーワードの見直しと検索順位のチェックから施策されてみるとよいでしょう。