2015年10月12日

サファリからのアクセスなど遮断してしまえばよい

最近、ちまたをにぎわせているコンテンツブロッカーですが、次のiOSで標準搭載ともなれば、アフィサイトに多大な影響を与えることにもなりかねません。

現在ではまだアプリをインストールする手間がかかるため、それほど普及してはいませんが、iPhoneのデフォルトでも標準搭載されるとなれば、大部分のユーザーが広告を非表示にしてしまうことになるでしょう。

このコンテンツブロッカーについては、スマホの通信量を削減するメリットがあるのは確かに分かりますが、サイト運営者はまったくのボランディアでサイトを更新しているわけではありません。サイト運営には、サーバーやドメイン費用はもとより、サイト運営者の生活費だって必要ですのでお金がかかるのです。

そのお金をサイト上の広告収入という形で得ているわけですから、このビジネスモデルを崩壊するとなれば、大部分のウェブサイトは次々に閉鎖に追い込まれることになってしまうことでしょう。テレビでいえば、すべての番組をCMなしで放映するようなもので、そんなこと成り立つはずないのです。

とはいえ、スマホからのアクセス数が急増している昨今、サファリからの全アクセスを遮断するともなれば、アクセス数に多大な影響が出てきてしまう可能性があります。すべて遮断するのは勇気がいることかもしれません。

けれども、人のサイトの構造を勝手に変えてまで広告を非表示にし、土足で上がり込んでくるようなアクセスまで欲しいのかをよく考えてみる必要があります。「広告を非表示にするような訪問者は、当サイトを閲覧して頂かなくても結構です。」とはっきりゆうべきです。

気がかりなのはサファリからのアクセスを遮断することによる検索エンジンへの影響です。特定のブラウザでは閲覧できないようにすることで、何等かのSEO的な影響があるのかは不明ですが、もし影響があるとするなら、他のブラウザからのアクセスにまで影響してしまうことにもなりかねません。

これが大丈夫なら、サファリからの全アクセスを遮断しようと考えてます。

このアクセスを遮断する方法は、htaccessのUser-Agentでサファリのブラウザを指定してアクセスを禁止すればよいだけです。

コンテンツブロッカー対策にお悩みの方は、いっそのこと、サファリ経由の全アクセスを遮断してしまう方がすっきりするはずです。

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