2016年10月05日

アフィ報酬をとるか、訪問者をとるかの迷い

最近、サーチコンサルを利用してみたのですが、この無料ツールでは検索クエリなども確認することができるようです。5年ぐらい前までウェブマスターツールは利用していたのですが、しばらくログインしていなかったため、このような便利な機能があるとは思いませんでした。

そこで検索クエリを眺めてみたのですが、「あーこのクエリはこっちのページではなく、あっちのサイトにコアな情報がある。」という事例が多かったりしてリンクの貼り直しなどをしております。

「あなたはこっち、君はあっちのページね。」

みたいな感じで、検索クエリの情報をもとに訪問者を誘導していくのがアフィリエイターの本質的なお仕事ではないかと考えてますので、この「検索クエリ」の判断にわりと時間や労力のかかっていることが多いです。

ただ、ここで迷いが生じることもあり、本当はこっちのページにコアな情報があるんだけど、単価の高いアフィリンクをこっちのページに設置しているから、そっちに誘導しておこうかなみたいな迷いの生じるケースがあるわけです。

また、実はこっちに業界のコアな情報があるんだけど、そっちに誘導したら広告主の立場がなくなってしまうから、こっちに誘導しておこうというケースもあります。

つまり、お金をとるか、訪問者をとるかで迷いの生じることがあるわけです。

大部分のケースでは素直に誘導してはおりますが、実際に数十万円程度の収益の違いが発生してしまう場合、これは不徳の致すところでございますが、結局はお金をとってしまうことがあります。

概ね、商品力があり、品質の高い商品は特に何もしなくても売れますので、それほどアフィ単価は高くありません。逆に、アフィ単価が高く稼げる案件というのは、往々にして商品力がないからこそ高い報酬額が設定されているケースが多いわけですので、自分が儲かるということは、逆にいえば、訪問者が損をすることとイコールになっていることが多いです。

そのようなことを考えると、高額なアフィ報酬が発生するたび「申し訳ないことをしたな。」と思いつつ、サイト運営したりしているわけですが、最近はふと、もっと自由にサイト運営してはどうかという気がしてきました。

気がしてきただけで、やはりアフィ報酬を優先させてはいるのですが、もしかするとリピート率が多くなって結果的に報酬額が増えるのかもしれないです。アフィ報酬関係なしにサイト運営をしてみるのもありなんじゃないかなという気がしてきました。

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