2015年08月11日

アフィリエイトの経費率はいくらなのか?

通常、商売をする際には粗利という概念が出てくると思います。販売価格から仕入れ原価を引いた利益が粗利になるわけですが、アフィリエイトの場合は仕入れは必要ないので効率よく稼ぐことができます。

よく利益率がどうのといわれますが、アフィリエイトは他業種と比較して利益率の高いビジネスといえるでしょう。

一方、サーバー代やドメイン代などの販売費としての経費はある程度かかります。

僕の場合、多い年では340万円程度の経費がかかった年もありますが、法人化している場合などは人件費なども含めると1000万円を超してくるケースもあるかもしれません。いわゆる一般販売費とかなんとかいうやつですが、これはは売上を上げるための費用ということになります。

ここで問題になってくるのは、アフィリエイトではどの程度の経費率が一般的なのかという点です。

一般的なアフィリエイターの経費率とあなたの経費率が大きく違っていると、もしかすると税務署に経費の水増しをしているのではないかと疑われてしまうかもしれません。

例えば、仮に、個人事業で1000万円の売り上げがあったとして、900万円を経費に計上していたらこれはあまりかんばしくありません。経費率が9割ということになり、何にそんなに経費がかかっているのですかと税務署に聞かれてしまう可能性があります。

サーバーやドメイン代で900万円程度使い切るというのは個人ではほぼ不可能です。
パソコン買ってもせいぜい20万円程度なものでしょうし、普通に考えておかしいです。

ただ、卸売や小売業などの場合、上記のように粗利という概念が出てきますので、経費率が9割ぐらいあったとしても特におかしくはないと思います。薄利多売で利益を上げている業界とアフィリエイトのような業界とでは、想定される経費率に差が出てくるわけです。

個人的な印象でいいますと、アフィ業やライター業の場合、けっこう多めに経費を使ってもだいたい3割程度に収まるのではないでしょうか?

倹約すれば、1割〜1.5割程度の経費率でも可能と思いますが、なかには0.5割り程度の人もいるかもしれません。

ぶなんなのは、2割程度が一番よいのではないかなと思います。パソコンを買い替えたり、あるいはサーバー代やドメイン代、素材代やウェブ作成ツール代など、そういうので使って2割程度に抑えておくのがぶなんではないかなという印象があります。

なかには6割までOKとかの情報もネット上にちらほらみうけられますが、これはかなりおかしな数字のように感じます。売上規模が低い場合や広告を配信して集客している場合、あるいは外注で対応しているかどうかなどにもよりますが、アフィリエイターの場合、せいぜい2〜3割ぐらいなものじゃないでしょうか。

何でもかんでも経費に計上してしまうと、調査が入る可能性がありますので、常識的な範囲内にとどめておくことをおすすめします。

ニックネーム ブログアフィリエイター at 00:29 | ブログアフィリエイト