2010年11月25日

検索行為のないコンテンツマッチタイプの広告効果について

楽天ぴたっとあどが年内で終了予定のようなんですが、これは広告主側にとっての広告効果がそれほど魅力的ではなかった気がしてなりません。

自社の楽天ブログでも、ぴたっとアドではなく、アドセンスを使っていたぐらいなのですから、うすうすはいまいちなんだろうとは思っていたのです。

ただ、リスティング広告には、ほかにもグーグルアドワーズなどがありますが、楽天ぴたっとあどと異なる点としては、検索結果に表示されるものかどうかという点が一番大きいという気がいたします。

おそらく、キーワード入力という検索行為のあるかないかによって、広告主側にとってのコンバージョン率も大きく違ってくるのだろうと思うのです。

この点はやはり、検索エンジンの特権といってもいいのかもしれません。

ただ、アドワーズの場合でも、検索連動型でないタイプのコンテンツマッチ広告(アドセンス)というのがありますが、こちらの方はある程度はコンテンツマッチしているのを見かけることも多いです。

けれども、楽天ぴたっとアドの場合、コンテンツにぴたっと合った広告が表示されるには、広告主の数が少なかったのだろうという気がしてなりません。

結果として、関連性のない広告が表示される→クリック率・広告効果がいまいち→広告主・アフィリエイターが稼げない→ユーザー離れ→サービス終了という経緯をたどったと推測しております。

もっとも、ネットユーザーのリテラシーが上昇していくにつれ、ゆくゆくはコンテンツマッチ広告は先細り状態になるのだろうという気もしています。
加えて、リスティング広告をアフィリエイトで活用する人も多くなるにつれ、広告単価も上昇傾向になっているようですし、コンテンツマッチ広告をとりまく状況は年々厳しさを増す一方です。

最終的には、やはり、SEOオンリーの時代になるのかもしれませんね…。
ニックネーム ブログアフィリエイター at 23:21 | リスティング広告